~映画「チア☆ダン」TOPICS⑪ ~
初日舞台挨拶に広瀬すずさんらキャストが登場!
3/11(土)に公開となった映画『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』。
都内で行われた初日舞台挨拶に、主演の広瀬すずさんはじめ、中条あやみさん、山崎紘菜さん、富田望生さん、福原遥さん、真剣佑さん、天海祐希さん、河合勇人監督、そして劇中で広瀬さんの父親役を演じている木下隆行さん(TKO)がMCとして登壇しました。
「チア☆ダン」の上映が終わり、涙目になっている観客の方が多い中、舞台にキャストのみなさんが登場。客席のみなさんは「チア☆ダン」のオリジナルポンポンを振って迎えました!
まずは主演の広瀬さんからの挨拶。
「今日は初日にたくさんの方に足を運んでもらえて本当に嬉しいです。ありがとうございます。」
そして東日本大震災から6年を迎えたこの日、福島県出身の富田さんは、
「映画の公開が3/11に決まりましたと言われたときから、どんな気持ちでこの日を迎えるのかなと、そわそわしていました。今朝起きて、すぐ言葉にできる感情が見つからなかったんですが、いまこうして一緒にがんばっていただいたみなさんと初日のご挨拶ができて本当に幸せです」と心境を語りました。
数日前の3月5日には、「チア☆ダン」のモデルとなった福井県立福井商業高等学校チアリーダー部「JETS」が、全米チアダンス選手権で5連覇という快挙を達成!この日、客席にはJETSの顧問・五十嵐先生もいらっしゃっていて、キャストのみなさんと会場から祝福の拍手が贈られました。
※JETS 5連覇のニュースはこちら
そのJETSのみなさんが撮影現場に応援にかけつけ、パフォーマンスを披露したときのことを中条さんは
「毎日撮影をしながら同時にダンスの練習もしていて、精神的にも体力的にもハードだったときに、JETSのみなさんが来て踊ってくださったことで、笑顔で踊って応援することで誰かに元気になってもらうというチアスピリットや、みんなで踊ってパワーを与えるというチアダンスのすばらしさや威力をあらためて感じました。」と、JETSのみなさんから元気をもらったことを明かしました。
チアダンスには「笑顔で人を応援し元気づける」という精神・チアスピリットがあります。
そのチアスピリットにちなんで応援したいひとは?という質問に「同世代のひとを応援したい」と答えたのは高校を卒業したばかりの広瀬さん。客席にも今年高校を卒業するという方が多く、「私は、学校の中に大好きな人たちが待ってくれている居場所があって、それが一番の心の支えだった」という広瀬さんは「(卒業して)慣れない環境だったり、いろんな出会いだったり、考えていかなくちゃいけないことが今まで以上に増えると思いますが、諦めずに、努力することを忘れずに、一緒に頑張っていけたらいいなと思います。ぜひ頑張ってください!」と同世代にエールを送りました。
また、富田さんは「私は福島県出身なので、(今日は)3/11ということもありますし、復興に向かっているみなさんをずっと応援していますし、私もそれに向かって何かできたらいいなとずっと思っているので、今日こうして、すごく素敵な作品をみなさんにお届けできたのも一つの何かの縁だと思うので、たくさんの人に見ていただきたいなとあらためて思いました。」と東北への思いを話しました。
そして天海さんは「この映画に関わったすべての人は、福井商業のJETSを応援してますから、先生!」と客席にいた五十嵐先生にエール。「これをプレッシャーと思わず、また一年一年頑張ってください!」と話すと、客席からも拍手が贈られました。
最後に、広瀬さんは「この映画を通じて私自身、つらいなとか、がんばらなくちゃいけないなとか思うことが多々あったのですが、(広瀬さんが演じた)ひかりちゃんという女の子は、チームのみんなのことも思い、自分も戦っていく努力をしているというのがすごく印象的で、頑張るという言葉を言うだけでなく、努力することを絶対に忘れちゃいけないなと心から思いました。同世代のみなさんはもちろん、いろんな世代の方にも刺さる言葉や思いがこの映画の中にはたくさんあると思います。私もJETSに負けじと頑張ろうと思うので、みなさんも自分とも戦いながら、負けないように強く美しく立っていてください」と語りました。
そして、劇中に出てくるシーンのように登壇者全員で円陣を組み、広瀬さんの「明るく、素直に、美しく!」の掛け声のあと、客席を含めた全員で「レッツゴー!JETS!!」と声を合わせ、舞台挨拶を締めくくりました。
映画「チア☆ダン」は、3/16からシンガポールでの公開も決定、マレーシア、インドネシア、香港、タイ、ベトナム、韓国などでも公開が予定されているとのこと。チアダンスのすばらしさが多くの人に伝わるといいです。
掲載日:2017.3.14